夢日記

ドアを開けると、色とりどりに花が咲き乱れる小道に出た。
なんて美しいんだろう。
そうか、バラの盛りの時期だったのね。
花々が挨拶をしてくれる。
小鳥のさえずり、虫の羽音、足下にはタイム、ミント、レモンバームなどのハーブたち。
いい匂いがする。
まるでディズニー映画の中にでも迷い込んだかのよう。
小さな妖精たちも歌って踊ってる。
そのまま道を進んで森の中へと入っていった。
木々の緑が眩しい。
深呼吸・・・
少し歩くとぽっかりとあいた空間があった。
緑の空間。
裸足になって草の上に寝転んで目を閉じてみた。
マザーアースを感じてみる。
あたたかい地球の女神に包まれる。
そのまましばらくじーっとしていた。
ふと目を開けて、空を見上げると、なぜか夜空が見えた。
そこには宇宙が広がっていた。
銀河が見えた。
星々がきらめいていた。
遠い遠い星からも信号がおりてくる。
「ふむふむ、こういうのを交信しているっていうんだな。」
となぜか納得している私。
星々と交信をしていたら、周囲の植物たちの意識が伝わってきた。
草や木が星々と交信している様子を観察した。
そうしていると、動物たちも参加してきた。
鹿、狐、うさぎ、いのししし、熊、狼、ネズミ、、、
そのうち、その辺の石ころやら虫やらみみずやら、みんなが繋がってきた。
風の精も土の精も水の精も火の精もみんなみんな集まってきた。
全員が呼吸を合わせた。
みんなが一つに繋がった。
地球も宇宙も木も草も鳥も虫も動物も、そして、私も。